仕事を変えて在宅勤務になったのを機に、ずっと迷っていた「保護猫を迎えること」を決めました。インターネットで調べた地域の保護団体(個別名は伏せます)の譲渡会に、何度か通うところからスタート。
出会い:譲渡会で目が合った日
3回目の譲渡会で、ケージの隅で固まっていたサバトラの男の子に目が留まりました。スタッフさんによれば「人馴れにかなり時間がかかる子。心の準備のあるご家族にお願いしたい」とのこと。事前面談・自宅環境チェック・トライアル期間を経て、3ヶ月後に正式譲渡となりました。
初日〜1週間:ベッドの下から出てこない
家に着いた瞬間からベッドの下に潜り込み、最初の1週間はほぼそこから出てきませんでした。ごはんとトイレは夜中にこっそり済ませている様子。「これは長期戦になる」と覚悟して、わたしのほうの生活ペースを乱さないことに集中しました。
わが家の「焦らない」ルール
- 同じ部屋にいるけれど、視線は合わせない
- 毎日同じ時間にごはんを置き、声かけは短く
- 掃除機・大きな音・来客は最初の1ヶ月は最小限
- 遊びは「短時間×頻回」で、こちらから誘わない
1ヶ月:トイレと食事は人前でも
1ヶ月経つ頃、わたしがソファでぼんやりしているとき、リビングに姿を現すように。距離は2メートル以上。それでも、人前でごはんを食べてくれる安心感がうれしくて、こちらが息を止めて見守る日が続きました。
2ヶ月:ソファの脇まで来る
ソファの脇に、こちらを横目で見ながら寝ころぶようになりました。手を伸ばすと逃げる距離、でも視界には入っていたい。そんな絶妙な距離感を保ちながら、少しずつ近づいてくる感じ。
3ヶ月:膝の上で寝た夜
その日は雷雨でした。怖くなったのか、ハルがソファに飛び乗ってきて、わたしの膝の上で丸くなりました。動かないように、できるだけ自然に。気づいたら30分ほど寝ていて、こちらは涙をこらえるのに必死でした。
これから迎える方へ
「3ヶ月、何も起こらなくても普通」と思っていてください。早い子もいるし、半年かかる子もいる。焦らず、こちらの暮らしを変えすぎず、淡々と続けることが、結果としていちばん早い気がします。

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